コンディショナー

コンディショナーは甲革表面に付着する製靴工程中の汚れを完全に除去することを目的とし
清掃すると同時に甲革の銀面(毛穴)を開いて皮革を柔軟にする効果があります。
また次に塗布するベースコートを均一に、かつ容易に浸透、密着させる効果もあります。

使用方法

コンディショナーは、布などに浸して甲革全体を拭き取るように処理します。
この時、布に甲革の色がうっすらと移行する程度の処理効果が好ましく、色落ちが強すぎる場合はコンディショナーが強すぎると考えなければなりません。
また、逆に色落ちが少ない場合は、効果が不足と考えられますので、素材に適したコンディショナーを選択しなければなりません。
(但しラッカー革は色落ちがしないので例外です)

■クリーナー R-87 1

水性コンディショナーでは最も弱いタイプで、水染め革等の高級ギン付き革に適しています。
シミや色落ちが少なく、熱ゴテの滑りも良好です。 保型性もあります。 布拭きで使用します。


■CLクリーナー 3

水性タイプの標準的なコンディショナーです。 ギン付き革全般に使用できます。 布拭きで使用します。


■EXクリーナー 4

水性タイプで強いクリーナー性を持つコンディショナーです。ギン付き革全般に使用できますが、特に防水革の仕上げに適しています。
布拭きで使用します。


■新ガラス革用クリーナー 5

ガラス革など、ベースコートを塗布するとハジキが出てしまうような革に使用するコンディショナーです。
ガラス革などへのベースコートの密着性を高めます。布拭きで使用します。


■コンディショナー油性A  6油性タイプ

油性タイプのコンディショナーです。 水性タイプのコンディショナーでは落としにくい接着剤や油汚れ、ワックス分などを除去します。
甲革だけでなく、底材などにも使用できます。 布拭きで使用します。


■コンディショナー特製 油性タイプ

最も強力な油性タイプのコンディショナーです。他のコンディショナーでは落ちにくい接着剤や油汚れ、仕上げ塗膜などを除去します。
布拭きで使用します。革表面を侵す恐れがありますので、使用には注意が必要です。

コンディショナーはクリーナー性によって選択します。


カーフ・アニリン革・キッドなどクリーナー性1~3


キップなどクリーナー性2~4位のものを目安にして下さい。


ステア・ゴードなどクリーナー性3~5


コンディショナー処理後、ベースコートの工程に移ります。 水性コンディショナー使用後、まだわずかに湿気を含んでいる状態が最適です。


※ 油性タイプのコンディショナーは引火性の液体ですので、火気のない場所でご使用下さい。 また換気などを充分に行うなど、取り扱いに注意して下さい。

※ご注意

  • 仕上剤ご使用の際はマスク、手袋等の保護具を必ず着用して下さい。
  • 使用素材の状態や作業条件など、変化する要因も多いため、事前に必ず仕上げテストを行い、仕上がり感や物性をご確認下さい。
  • 油性タイプの仕上剤は、引火性の液体ですので火気のない場所でご使用下さい。また容器を密閉する、換気などを充分に行うなど取り扱いに十分注意して下さい。
  • 紹介している仕上剤・工程は一例です。使用する素材や仕上剤、使用方法によって仕上がり感や物性が大きく変化いたします。事前に物性などを確認し、素材に適した仕上剤をご使用下さい。
  • 使用量や乾燥時間等は標準的な目安です。気象条件や作業環境によって大きく変化します。使用量などの詳細は担当者にお問い合わせ下さい。
  • 少しでもご不明な点がございましたら、一度弊社「コロンブス化成品」までご相談頂く事をおすすめします。
  • 紹介している弊社仕上剤は事業用途での使用を目的とした業務用商品です。一般の小売店でのお取り扱いはございませんのでご了承下さい。