クリーム・アンチック

クリーム仕上剤は、水性仕上げの良さを充分に生かし、ソフトで深みのあるワキシー調の光沢を与えるために使用します。
アンチック仕上剤は甲革に着色したり色相を深める等をしてアンチック調の風合いを持たせ、商品のイメージアップをはかります。

使用方法

布またはステインスポンジでうすく均一に塗りのばして塗布してください。
余分なクリームを除去し、乾燥後充分に磨いてください。

艶感や染着性によりいろいろなタイプの仕上剤がありますので、希望する仕上がり感によって選択してください。

〔クリーム仕上剤〕

■リーガルクリーム改

天然皮革全般に使用できる手塗りタイプの軟質乳化性クリームです。 しっとりとしたワキシー調の光沢が得られ、経時変化での白ぼけも少ないです。
ステインスポンジや布などを使用して塗布してください。 塗布後は充分に拭き取ってください。


■モイスチャークリーム

ソフトな甲革素材の質感を生かす、高級感のある仕上がりになる乳化性クリームです。 超微粒子ワックスを主成分とし、ノビの良いクリームで独特の手触り感があります。
ステインスポンジや布などを使用して塗布してください。 塗布後は充分に拭き取ってください。


■マイルドクリーム

乳化ペーストタイプの仕上げ用クリームです。 リーガルクリーム改よりも光沢があり、ソフトな仕上がり感になります。
ステインスポンジや布などを使用して塗布してください。 塗布後は充分に拭き取ってください。

〔アンチック仕上剤〕

■リーガルアンティック

天然皮革全般に使用できる手塗りタイプのアンチック着色剤です。 染着性が強くノビが良い乳化性クリームです。
ステイン用スポンジや布などを使用して塗布してください。 塗布後は充分に拭き取ってください。 塗布量や塗布時間により着色力が変化します。


■アンチックカラー

天然皮革全般に使用できるスプレータイプのアンチック着色剤です。 染着性が強く、ワキシー調の光沢が得られます。
スプレーガンを使用して塗布してください。 また、布やステイン用スポンジなどを使用して塗布することも出来ます。
塗布後は充分に拭き取ってください。 塗布量や塗布時間により着色力は変化します。


■ハイシャインアンチック

特殊樹脂とワックスエマルジョンを主体としたアンチック着色剤です。 塗布後、下処理をすることでトップコートによる仕上げが出来ます。
乾燥後は艶ぼけや色落ちが少ない仕上がりになります。 ステインスポンジや布などを使用して塗布してください。 スプレーガンを使用して塗布することも出来ます。


クリーム及びアンチック仕上剤はワックスを主成分としています。 ワックス使用後には樹脂タイプの仕上剤は密着しませんので、通常クリーム仕上げは最終工程で行います。


※ クリーム塗布乾燥後、バフなどで余分なワックス分を拭き取ってください。 ワックス分の除去が不十分ですと、経時変化などでワックスが白化する場合がありますのでご注意ください。
また、着色剤が表面に残りますと色落ちの原因になります。 充分拭き取ってください。

〔用品〕

■ステインスポンジ

クリームやボトムステインなどを塗布するのに最適なスポンジです。柔軟なスポンジで仕上剤を十分含み、塗布しやすくなっています。カッターなどでお好みの大きさにカットできます。

【甲革の仕上げ】


●アンチック仕上げ例

アンチック仕上げ例

※ご注意

  • 仕上剤ご使用の際はマスク、手袋等の保護具を必ず着用して下さい。
  • 使用素材の状態や作業条件など、変化する要因も多いため、事前に必ず仕上げテストを行い、仕上がり感や物性をご確認下さい。
  • 油性タイプの仕上剤は、引火性の液体ですので火気のない場所でご使用下さい。また容器を密閉する、換気などを充分に行うなど取り扱いに十分注意して下さい。
  • 紹介している仕上剤・工程は一例です。使用する素材や仕上剤、使用方法によって仕上がり感や物性が大きく変化いたします。事前に物性などを確認し、素材に適した仕上剤をご使用下さい。
  • 使用量や乾燥時間等は標準的な目安です。気象条件や作業環境によって大きく変化します。使用量などの詳細は担当者にお問い合わせ下さい。
  • 少しでもご不明な点がございましたら、一度弊社「コロンブス化成品」までご相談頂く事をおすすめします。
  • 紹介している弊社仕上剤は事業用途での使用を目的とした業務用商品です。一般の小売店でのお取り扱いはございませんのでご了承下さい。